やさぐれオヤジの四国遍路の旅

還暦を前にしたオヤジの、四国88ヶ所歩き遍路の旅日記です。

遍路5日目(十三番大日寺〜十七番井戸寺)

2022年9月21日(水)曇時々晴れ

6時前に起きて辺りを見ると昨日テントを張っていた男性遍路はもう出発したあとだった。今晩徳島市内だと野宿できるところがないので、今日中に徳島市内を抜けるため、朝早く出発したのだろう。私は急ぐ旅でもないので、テントをたたみゆっくり朝食タイム。

7:03道の駅温泉の里神山を出発。ここから十三番大日寺までは、川に沿ってダラダラと降っていく道。あまり変わり映えしない風景を眺めながら歩いていく。途中トンネルを抜け8:54阿野 橘町にある「しきみ」の遍路休憩所で休憩。ここは大きな鏡が設置してある休憩所で、疲れ気味の自分の姿がよく見れて思わず笑ってしまった。

10分ばかり休憩し歩き出す。次のお遍路さん休憩所「おやすみなし亭」に10:50到着。コロナ感染予防のため、しばらくこの休憩所はお休みだそうだが、横の公園のベンチでゆっくり休ませていただく。早くコロナ騒動が落ち着いて再開できればいいな。11:38大日寺到着。なんだか記憶にあるお寺だ。約30年前に妻と車で回った時の記憶だ。駐車場から道沿いのお寺に向かって歩く感じが、ここ以前来た事がある。と、とても懐かしく思い出させてくれる。

参拝を済ませ御朱印をいただき11:53大日寺を出発。十四番常楽寺に向かう。常楽寺から、十五番国分寺、十六番観音寺、十七番井戸寺までは、それぞれのお寺への移動距離が40〜50分程度。すると井戸寺に着くのが15時過ぎだな。十八番の恩山寺は今日は行けないし、徳島市内中心部だと野宿する所がない。よし、今日は徳島市内の遍路宿に泊まることにしよう。

常楽寺に向かいながら宿を検索し、遍路道沿いの宿を発見。常楽寺にお参りした後電話して見る事に。

12:29常楽寺到着。ここは大きな石の上にお寺があるようで、入り口の階段は石が階段状に削り出してある。お寺の中も石が剥き出しで、少し変わった景色感だ。参拝を終え宿に電話したが繋がらない。やってないのかな?少し心配になるが、中途半端な時間帯なので、後でまた電話することにした。

常楽寺から国分寺に行く途中、十四番奥之院慈眼寺や、赤い柱が目立つ岩船地蔵尊がある。それらを横に見ながら、13:25国分寺到着。お参りを済ませた後宿に電話するのを忘れ、国分寺を後に。観音寺には14:11到着。お参りを済ませ、先ほど見つけた宿に再度電話してみると、今日は予約は入ってなく、貸切状態で宿泊できるとの事。道沿いのわかりやすい立地のため迷うことはないと思う。宿の予約も終わったので、いよいよ本日最後の井戸寺に向かう。15:16井戸寺到着。ゆっくり参拝を済ませ、本日の宿に向かう。ここから宿までは約1時間30分。田んぼの中の道をゆっくり歩き、線路を渡り国道に出ると、だんだん徳島市内に近づき都会を感じ始めた。夕食はないので、途中の定食屋で食事を済ませ、17:38本日の宿に到着。宿の中を案内して頂き、お風呂に入り洗濯し床に着く。

本日の歩行距離  32.4Km (44,820歩)

お参りした札所  十三番大日寺、十四番常楽寺、十五番国分寺、十六番観音寺、十七番井戸寺